加盟団体
上鹿山囃子連
江戸時代安政年間に地元の若者と柏原村(現・狭山市)の若者が交流をもち、お互いの祭礼道具(上鹿山のささら獅子と柏原の囃子道具)を交換したのを機に祭囃子をはじめる。囃子自体は、福原村中台(現・川越市中台)より数年間師匠を招き、王蔵流を伝授される。その後後継者不足により、昭和30年(1955)ごろより保存会に改称し、道具の保管のみを行っていたが、昭和51年(1976)に囃子連として復活し、現在に至る。なお、現在川越市内に広く分布する王蔵流とは異なり、独特の拍子と音色が特徴(古囃子を継承したため)。日高市無形民俗文化財(八坂神社の祭りばやし)。
発足:江戸末期(安政~万延ごろ)
流派:王蔵流
会員数:約42名
山車:唐破風付き四ツ車屋台型山車(大正14年に飯能市宮本町より譲渡)
主な活動:八坂神社祇園祭(山車の曳きまわし・居囃子)、光音寺祭礼(薬師様)出演、日高市民まつり出演(隔年) など
高麗川囃子連
昭和30年(1955)、同市上鹿山囃子連より王蔵流を伝授され発足。同年10月には、高麗川区(行政区)内にて初めての祭り(秋祭り)が開催され、山車の曳きまわしにて演舞。以降、毎年開催されている「高麗川区納涼夏祭り」に参加。平成9年(1997)、会員数の減少と後継者育成が困難となったため、高麗川区自治会・四本木自治会の有志が発起人となり「祭り囃しの会」に改組し、活動の幅を広げる。その後四本木が独立したのを機に同23年(2011)「こまがわはやし連」に改称し、高麗川区自治会の下部団体となる。また同25年(2013)、名称を「高麗川囃子連」に改め、現在に至る。
発足:昭和30年(1955)
流派:王蔵流
会員数:約47名
山車:屋根付き四ツ車南高麗型山車(昭和30年に青梅市北小曽木より譲渡)※高麗川区自治会所有
主な活動:高麗川区納涼夏祭り(山車の曳きまわし・居囃子)、巾着田菜の花まつり出演(不定期)、日高市民まつり出演(不定期) など
四本木囃子連
当初は高麗川区自治会と合同で「祭り囃しの会」として活動していたが、平成21年(2009)に地元に公園が造営されたのを機に独立し「四本木囃子連」を結成。以降、地元の夏祭りで演舞している。
発足:平成21年(2009)
流派:王蔵流
会員数:確認中
山車:回り舞台付き四ツ車屋台型山車(石井工務店より購入)※四本木自治会所有
主な活動:四本木夏祭り(山車の曳きまわし・居囃子)
高萩囃子保存会
平成6年(1994)高萩囃子の保存・継承を目的とした保存会を支援するための後援会が結成された。
その後、平成18年(2006)6月に両会を整理統合し、現行の「髙萩囃子保存会」(支援部、芸能部の二部体制)として発足し、現在に至る。
「髙萩囃子」は、今から160年以上前に所沢より伝承されたと言われており現在は、未就学児から大人まで30数名が芸能部に所属し、練習に励んでいる。その練習の成果を披露するのが保存会主催の「夏祭り高萩ばやし」である。そのほか八雲神社での奉納演奏、日高市民まつり等各種のお祭りに出演して披露している。 また地元髙萩小学校の社会科授業において地域の伝統芸能としての「高萩囃子」の啓蒙、理解に努めている。
発足:明治中期
流派:高萩ばやし
会員数:約270名(支援部約240名・芸能部約30名)
山車:唐破風付き銅板屋根四ツ車屋台型山車(地元大工の作)
主な活動:夏祭り高萩ばやし(山車の曳きまわし・居囃子)、高萩駅前さくら祭り出演、憩いの森ふれあいコンサート出演 など
原宿はやし連
平成9年に飯能市の前田囃子保存会より小田原囃子若狭流の囃子を伝授された。
発足:昭和50年代[平成9年(1997)に改組]
流派:小田原囃子若狭流
会員数:確認中
山車:底抜け風屋台型山車
主な活動:原宿区夏祭り(山車の曳きまわし・居囃子)、日高市民まつり出演(隔年)、飯能まつり参加(助バチ)など
武蔵台囃子連
平成12年に所沢市御幸町出身者が地元の有志に重松流を伝授し、囃子連を結成。その後、平成25年(2013)に飯能市宮本町出身者が小田原囃子若狭流を伝授し、現在に至る。
発足:平成12年(2000)
流派:小田原囃子若狭流
会員数:確認中
山車:唐破風付き屋台型山車(地元有志の作)
主な活動:こま武蔵台夏祭り(山車の曳きまわし・居囃子)など